コーヒー焙煎記録 0004,0005 [焙煎記録]
■ケニア AA
焙煎日:2005/05/30 22:00
焙煎量:1合
道具:手網
メモ:事前に生豆を水洗いし,うっすらと水分が残るぐらいの状態から焙煎開始
昨日の焙煎のイメージを大切にしながら焙煎。ポイントは昨日失敗した1ハゼ~2ハゼ
の火力調整。
6分半で薄緑から薄黄色に変化しだす。手網の高さを維持。8~9分ぐらいで豆の状態を
確認すると,だいぶ茶色っぽく色づいてはいるが,うっすらと透けた豆の奥のほうは緑
がかったような感じに見える。
手網の高さを変えないまま焙煎を続ける。
11分頃に改めて豆を確認したら,今度はしっかりと見た目で均一の色になっていたため,
ここで手網の高さを10cmほど下げる。ここまでは,ほぼ昨日の進行具合を再現。無理も
していないつもり。
12分で1ハゼ開始,そのままの高さを維持,13分半で1ハゼ終了。
昨日ここで手網を離しすぎた感じがあったので,同じ高さで焙煎を続ける。
14分で2ハゼ開始・・・早い(T-T)
こうなってくると,煎り上げのタイミングがよくわからない。
15分で煎り止め。
煎り止め:???
煎りあがりの豆を確認してみると,皺は寄っていない。油がうっすらと回っている。
膨らみ方が若干物取りなく感じる。
昨日のような状態にはならなかったものの,1ハゼ終了後の火加減にまたしても失敗。
かなり微妙な高さ調整が必要な感じ。
しばらくケニアに専念。
2005/05/31 22:30 試飲記録
melita AF-M 1x2,メリタバンブー1x2 20g 125cc×2 93度開始 蒸らし30sec
丸1日しか経過していないが,少し早いと思いつつも味見。
ここ数日,温度による味の変化や雑味の感覚をつかみたくて,徹底的に温度管理を
行っている。
そこで感じたのが,この93度(温度計の誤差で本当は95度かもしれない)という温度は,
いささか僕の好みの味を出すには高すぎるようで,余分な雑味が抽出されているような
感じがする。今回もそう思いながらも確認のため93度で開始したが,やはり雑味を感じる。
ただ,今回のケニアは雑味の中にも,そこかしこに心地よい苦さや下の上に残る甘みを
探し出すことが出来るため,少し寝かせて低めの温度で抽出するといいような気がする。
明日以降に期待。
2005/06/01 08:00 試飲記録
melita AF-M 1x2,メリタバンブー1x2 35g 400cc 91度開始 蒸らし30sec
幸せ~。ちょっとスランプが続いていたため,ほんとうに嬉しい。
なんといってもさめた時でも美味しいのが良い感じ。さめた時に少し酸味がきいているので,
もう少し酸味が消えない程度に深煎りの方が自分の好みに合っているかも知れない。
ちょっと雑味や苦味が強調されると,砂糖やミルクで味を誤魔化したい衝動に駆られる
ことがあるが,今回のは全然それを感じない。
一口飲んで一息置いた後に,三温糖や黒糖をなめた後のような余韻が舌に残る・・・
今回のやり方でもう少し焙煎を追求してみよう。
■ケニア AA
焙煎日:2005/05/31 21:30
焙煎量:1合
道具:手網
メモ:事前に生豆を水洗いし,うっすらと水分が残るぐらいの状態から焙煎開始
3日連続でケニアと格闘。
昨日も感じたのだが,5分ぐらいまでは余り変化が無く,6分ぐらいから段々水分が
抜けたような感じになってくる。
6分半で薄緑から薄黄色に変化しだす。手網の高さを維持。
手網の高さを変えないまま焙煎を続ける。
11分頃ぐらいでに手網の高さを10cmほど下げる。ここまでは完璧に昨日の再現ができている。
12分15秒ぐらいで1ハゼ開始,そのままの高さを維持,14分で1ハゼ終了。
ここで心持2,3センチぐらい手網の高さを上げて,2ハゼ開始を待つ。
15分で2ハゼ開始,少し早いかもしれない。
15分40で煎り止め。
煎り止め:シティー
煎りあがりの豆を確認してみると,ほんとに,一昨日と昨日の中間という感じ。
しかし,香りの感じは一昨日の再現のようにも思える。
1ハゼ後2ハゼ間の火力調整が難しい。
漠然とではあるが,今のやり方だと全体的に火力不足かもしれない。
次は全体を通して若干火力を上げるイメージで焙煎をしてみようと思う。
訂正:5/30焙煎の試飲の感じが良好なため,基本は5/30のやり方で行こうと思う。
2005/06/07 08:00 試飲記録
melita AF-M 1x2,メリタバンブー1x2 30g 125cc×3 91度開始 蒸らし30sec
見た目は浅煎りっぽい感じで,挽いたときの香りもそう悪くない。
しかし,煎れた時の香りが変な感じ。0004とか0006で感じた芳香さが無い。
淹れて飲んで見る。やはり火力不足のためだろうか,飲んだ瞬間から渋さが広がる。
飲めないことは無いけど,飲みたくない味。砂糖を入れて何とか誤魔化す。
前半の火力過多はエグイ渋苦さに,後半の火力不足は渋が抜けきらないように思う。
あまり酸味が強くない方が好みなので,最初から狙って浅煎りというのはあまりしないが
美味しい浅煎りの焙煎というのはかなり難しそう。今の技術では出来そうにない。
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