コーヒー焙煎記録 0008 [焙煎記録]
■No.0008
ブラジル スクリーン18・クルゼイロ
焙煎日:2005/06/04 16:00
焙煎量:1合
道具:手網
メモ:事前に生豆を水洗いし,うっすらと水分が残るぐらいの状態から焙煎開始
しばらく続けていたケニアが残り少なくなってきたのでちょっとお休みして,
ブラジルを焙煎。
豆の柔らかさとか水の抜け方を比較するため,ケニアと同じ火力・手網の高さで
焙煎を進行していく。
5分手前ぐらいから,水分を含んだグリーンから乾いたグリーンになっていく。
これは,ケニアでいうところの6分ぐらいと同じ感じ。
5分過ぎには薄緑から薄黄色に変化しだす。手網の高さを維持。
網中の豆が多段になっているとムラが生じやすいと言われるが,特に豆が柔らか
く水が抜けやすいためか,色づき方の進行にバラツキを感じる。
8分にはすっかり色づき,豆単体の奥に見えるグリーンも感じられない。
この時点で,ケニアと2~3分ぐらい進行具合に差がある。
8分半に手網の高さを10cmほど下げる。
9分半には1ハゼ開始,11分まで1ハゼが続いたかと思ったところで,連続して
2ハゼが開始,パチパチと連続した音と煙が出だす。うっすらと油も回ってきた
11分45秒ぐらいで煎り止め。
煎り止め:フルシティー・・・のつもり
今までここ数日続けたケニアように同じ豆を連続して何度も焙煎したことがなか
ったため,同じようなやり方でも豆が違うだけでこれだけ進行具合に差がでてし
まうことを目の当たりに実感できたことが何よりの収穫であった。
わかっていた(まさしく)つもりでも,とっかえひっかえ焙煎していては,この
感じはつかめないかもしれない。趣味といえどちょっとなめてたような気がして
反省。
しかし,ケニアと同じやり方で焙煎したら4分ぐらいの差が出ることが分かった
ところで正直この4分をどう考えればいいのかは判らない。
このままでよいのか?これを16分ぐらいで終わるように調整していくのか?
少なくとも1ハゼから2ハゼの間の進行具合に無理があったような気がするので,
この辺を上手くコントロールする必要があると思う。
最近のもっぱらの悩みは,生産と消費のバランスが取れないこと。
焙煎が面白くて,消費が追いついていない。
それと,暑さ。手網で夏を乗り切れるのだろうか。
2005/06/07 00:00 試飲記録
melita AF-M 1x2,メリタバンブー1x2 20g 125cc×2 91度開始 蒸らし30sec
今日から新シリーズ。
先ず挽いた香り。ケニアのあの鼻を突くようにきつくそれでいてまったりとするような感じは無し。
ま,コーヒーって感じでしょうか。
淹れたての香りも,挽いた時の印象をそのまま継承しているような感じで,特別な印象も無し。
一口飲む,おっ,この甘さはなんだ,と思って2口目をのんだら気のせいだった。
いやな苦さはない。けど,酸味や甘さの面影は無く,良くも悪くもコーヒーという感じ。
感じがやたら多いが気にしない。
なんと表現したらいいのか,最後に舌の上に残る,ピリピリするような嫌味(・・・と書いとくか)
が気になる。これが無けりゃよかったのにと思う。ごめんなさいブラジル。
自分で作ったコーヒーばかり飲んでると味覚音痴になっているのではないかと考え,
先日先輩と大阪のビジネス街にあるゴジラに壊されたビルの1Fにあるコーヒー屋さんへ。
余りお薦めではないのか小さい字で書いてあったけどストレートのブラジルサントスを注文。
安心した。選んだ所が悪かったかと思いつつも,場所も場所だしショバ代と考えることにしました。
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