コーヒー焙煎記録 0009 コロンビア/シェラネバダ有機 [焙煎記録]
■No.0009
コロンビア シェラネバダ有機
焙煎日:2005/06/07 21:30
焙煎量:1合
道具:手網
メモ:洗いなし
悪い虫がうずきだす。ブラジルに専念したいところだが,まだ買ったばかりで焙煎
を試していないシェラネバダ有機が気になって仕方が無い。我慢は身体に悪いので
焙煎を決行。
事前の水洗いを見送った。洗う準備までしたものの,どうも0007のケニアの香りが
印象に残り,水洗いをためらってしまった。
4分過ぎぐらいから,豆の周りが白っぽくなってくる。
5分半ぐらいから徐々に薄緑から薄黄色に変化しだす。手網の高さを維持。
大体熱源から25cmぐらい。
ここまでの印象から,火の通りやすさはブラジルとケニアの中間と感じ取った。
7分ぐらいになるとすっかり薄小麦色になっており,豆の奥のグリーンも感じない。
水分はブラジルケニアと比べて少ないような印象を受けた。
8分すっかり薄茶色になる。9分で豆が縮みだしている。
9分で手網の高さを10cm下げる。
10分1ハゼ開始11分半まで続く。この1分半の間,少しずつ手網の高さを上げて行き,
1ハゼが終わる頃で大体5cmほど高くなった状態。
12分断続的な2ハゼが始まる。1,2秒に1回パチッとなる。
強くなる気配は無いので高さを維持して14分まで続ける。
14分から意図的に5cm高さを下げ,14分半ぐらいで連続的な2ハゼが来だす。
14分45秒で煎り上げ。
煎り止め:シティー・・・のつもり
ケニアの反復練習とブラジルの失敗が功を奏したのか,初めてにしては,なかなかいい
出来に見える。
皺も伸びてるし,艶やかではあるがさらっとした感じ。
若干カロリー不足の心配がないわけでもないが,気にしないことにする。
blogとしてではあるが,記録を残すようになってから,いい方向に向っているような
気がする。
記録を付けない間は,どこか行き当たりばったり的な焙煎を繰り返していたようで,記録を
残しておくようになってから,反省点,改善点を考えることができるし,あえて書き溜めて
いくことが,なにより自分の経験としてしっかり残っていくような感じ。
2005/06/09 08:00 試飲記録
melita AF-M 1x2,メリタバンブー1x2 30g 125cc×3 91度開始 蒸らし30sec
残念。微妙ではあるが,渋さを感じる。ちょっと前なら大して気にしなかった程度なんだろうけど,
時々であるが美味しい珈琲が飲めるようになってくるとやっぱり気になる。
焼き上がりの時に感じた,良さそうではあるがなんとなく漂う(珈琲豆ではない)煎り豆的な印象
がそのまま味に出てしまっている。
水抜き不足とは違うような気がするし,焙煎後半の全体的なカロリー不足なんでしょうか。
下手なくせに上手くやろうとしすぎて,仕上がりの良さを気にしすぎた結果かな。
もう少し乱暴で見た目が悪くても,ちゃんと火を通したほうが結果としては良さそう。
あと,酸味。最近つくづく酸味を生かした良い味ってどんな味なのかと考えてしまう。
心地よい苦味や甘味というのは何とか上手く焙煎すれば出せる気がするが,この酸味を
上手く生かした味や焙煎というのは正直どうやったらいいものか想像がつかない。
次はもうちょっと深めに煎ってみよう。
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